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Misao’s bible diary

教会の奥義・キリストにある一致

ディスペンセーション主義の影響

ディスペンセーション主義の方々から学ぶことも多くあります。自分たちの間違いが指摘される事も多々あると思います。しかし、数あるディスペンセーション主義の中でも、ハーベストタイム(以下HTM)が教えるディスペンセーション主義の何が危険であるか、何が間違っているかを知らなければ、偏った終末論に全信頼を置いてしまう可能性があり、何が間違いであるかを突き詰める必要があると感じます。(一部訂正 2022.2/9)

 

ディスペンセーション主義神学は、いわばキリスト教に撒かれた農薬のように感じています。

私たち人間の弱く細い信仰という蔦は、広がっていく先々で枯れたりもっと細くなったりしていきますが、農薬は虫から守ってその蔦を強く太くし、生き残らせる働きをします。

腐敗しそうになったアメリカの信仰は、ディスペンセーション主義という農薬によって急激な大リバイバルを起こし、太く強い信仰を育てました。

しかし、農薬のかかった産物は、少し苦く、変異もしている。生き残った産物から農薬を洗い流し、本来の味を取り戻さなければなりません。日本にも、農薬のかかった信仰が入ってきました。本来の部分を味わおうとするものの、やはり農薬はかかった部分は残ったまま。いいじゃない、農薬のお陰で日本にキリスト教信仰が入ってこれたんだから。と、その農薬の部分も気にせず受けとめてきました。

しかし、農薬によって変異した部分が問題です。農薬は信仰のそもそもの土台であるDNA配列を変異させ、誤った終末論を生み出させる結果となっています。

農薬の悪影響から身を守り、本来の信仰を見つめ直す必要は、無いでしょうか?

農薬によって早く信仰が伝わったかもしれませんが、農薬なしでも信仰は味わえることに気づかなければと思います。何が農薬によって変異した部分であるのかを探らなければなりません。

自分たちの福音・救済理解が良い評価を得て、神の栄光を現していくことを望むからです。そして何よりも神様ご自身から「よくやった忠実なしもべよ」と言っていただくためです。

私達はスピードではなく、本来の信仰の味わいを求めなければならないと思います。

 

私自身が実感したディスペンセーション主義、とりわけHTMの主張の影響というのは、

一つ目に、イスラエルと教会を一貫して区別しないクリスチャンは聖書を真に理解していないという排他的立場です。なぜなら、この区別はディスペンセーション神学にのみ見られるもので、他のいかなる神学とも調和し得ないからです。よって、唯一の立場を主張せざるを得なくなります。

この立場のお陰で私は地域教会を否定しなければならない立場になり(本気でそう思っていた)、ノンクリスチャンのみならず、クリスチャンにも真の信仰を伝えなければ!と伝道の重荷を持つというおかしな信仰者になりました。

二つ目に、土台の盲信です。聖書を調べた結果という指導者の強い言葉に信頼し、誤った土台そのものを問い直すことはしなくなります。曲がった包丁(土台)で切れば全て曲がった形(聖書理解)に切られていく。どこを切っても曲がった形が出てくるのだからという理由で、曲がった包丁を信頼してしまいます。

 

と言う訳で、ディスペンセーションの影響を受けている日本の教会に対して、今の私にはどうしても拒否反応が生まれてしまうのです。

 

ディスペンセーション主義に反論するサイトを調べていく中で、ある方を発見しました。個人的に連絡をとったこともなく、一方的に拝見させていただいているだけなのですが、安黒務牧師(一宮基督教研究所 一宮チャペル牧師)http://www.aguro.jp/d/file/j/jec14.htm は、ジョージラッド氏の「ディスペンセーション主義は福音伝道を困難なものにしていく」という訴えを引き継ぐかのように活動されています。

(追記:その後連絡を取らせていただき、許可を得ましたので、リンクを貼らせていただきます。)

 

安黒先生ご自身はYou Tubeの講義の中で、ディスペンセーションに影響された神学に、初めはなんの違和感も持っていなかったと仰られています。

https://youtu.be/SdPc0aVSqn0

しかし、極端な字義通りの解釈により、シオニズム福音派の中では何らかの形でイスラエル国家を支持するクリスチャンを生み出して、キリスト教をイエスの本来の愛から遠ざける結果となり、それがキリスト教の福音伝達を妨げる結果となっている、と訴えておられます。

ディスペンセーション主義の影響を受けた日本の教会に警鐘を鳴らしておられます。http://www.aguro.jp/d/file/b/booklist04.htm

 

個人的にこの働きを支持したいと感じました。