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Misao’s bible diary

教会の奥義・キリストにある一致

これらすべてのことから逃れ…

次はルカ21:33-36を、主義・神学を通してではなく、聖書そのものを裸眼で読むことをしていきたいと思います。

「この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。
あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさい。
その日、全地の表に住むすべての人に臨むからです。
しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」(ルカ21:33-36)

この箇所の「やがて起ころうとしているこれらすべてのこと」とは、大艱難時代に起こるようなすべてのことを指しており、それから逃れる唯一の方法は艱難期前の携挙である。という説を、艱難期前携挙説をとる方々はされていると思います。以前は私もなるほどと思いました。
しかし、ハーベストタイム・ミニストリーズでもよく言われているように、文脈が大事ですね。本当にその通りです。

直前のみことばを見てみましょう。ルカ21:31「そのように、これらのことが起こるのを見たら神の国は近いと知りなさい。」
の、「これらのこと」とは何ですか?
それは、弟子たちが質問した「(神殿さえも滅びてしまうその日には)どんな前兆があるのでしょう」(ルカ21:7)に対する答えにあたる、ルカ21:8-27の艱難期に起こる内容でしょう。
エス様は、「これらのことが起こるのを見たらと言われます。
もし信者が艱難期の前に携挙されるのであれば、「これらのことが起こるのを見」ません


ですから、ルカ21:36の「これらすべてのことからのがれ」「これら」が何を指しているかの解釈が、主義神学の解釈を通して読むのか、裸眼で読むのかの違いにかかってきます。

やはり、『それら、これら』の指示語については、その直前を見てみましょう。
ルカ21:33-36「この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。
あなたがたの心が、放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、その日がわなのように、突然あなたがたに臨むことのないように、よく気をつけていなさい。
その日、全地の表に住むすべての人に臨むからです。

しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」

「これらすべてのことからのがれ」(ルカ21:36)とは、
『全地の表に住むすべての人に臨む天地の滅び』からのがれることではありませんか?
天地を滅ぼされることこそ『神の御怒り』であり、その直前に私たちは携挙されるのではないでしょうか?なぜなら「 神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、主イエス・キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです。」(Ⅰテサロニケ5:9)

次の御言葉との調和についても見てみましょう。
「あなたが受けようとしている苦しみを恐れてはいけない。見よ。悪魔はあなたがたをためすために、あなたがたのうちにある人たちを牢に投げ入れようとしている。あなたがたは十日の間苦しみを受ける。死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう。」
(黙示録2:10)

私たちは死に至るほどの苦しみを味わうのです。

しかし、 「あなたがたは耐え忍ぶことによって、自分の魂をかち取る」(ルカ21:19)のです。

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#ハーベストタイム・ミニストリーズ #艱難期前携挙説 #イスラエル #ディスペンセーション